2023年8月27日(日)に開催された東京ゲームダンジョン3というゲーム展示会が開催されました。
VRゲームを中心にプレイレポートを書いていきます。
VRゲームの特性上、プレイの様子の撮影が難しかったのでPVのリンクを掲載していますのでご覧ください。
また、開発者へのインタビューも行ったのですが文字起こしに時間がかかっているため文字起こし次第追記という形を取ります。公開遅くなり、申し訳ありません。
VRマッスルニンジャ
- サークル名:丸ダイス https://twitter.com/dice_maru
- ゲーム紹介:VRで筋肉アスレチックをやるゲームです! 難攻不落の鋼鉄の城をVRコンで駆け抜けろ! 足を踏み外せばもちろん泥沼へ真っ逆さまです。
- Steamページ: https://store.steampowered.com/app/2552600/Muscle_Ninja_VR/
プレイレポート
ジャンル選びの時点で勝っている
まず、操作方法の説明をあまり受けなくても、すぐに理解できるのが印象的でした。
VRゲームは不慣れな人も多く、どのように操作を説明するかが難所です。
本ゲームの場合、プレイヤーはどんな競技かイメージしやすいため「こう操作するのかな?」と直感的に操作するとその通りに動けます。
また、3人称視点でプレイヤーの動きが分かるため並んで待っている間にどんなゲームか、どうやって操作するのかがわかりやすいです。
盛り上げてくれる実況音声
プレイ中に状況に応じた実況音声が入るのですが、プレイヤーと見ている人の盛り上げに一役買っています。
正直、プレイに必死で実況の内容まで聞いている余裕は無かったのですが、なにか一つエリアをクリアする度に褒めてもらえるので単純にテンションが上がります。
また、プレイしている以外の人も実況音声を聞くと「あ、なんだか楽しそう」という気持ちになって足を止める効果があると思います。
酔わない工夫
VRゲームにおいて、スティック操作での移動を行うと酔いやすいと言われています。
このゲームにおいては、手でアスレチックを掴んで移動するというのが基本になるため酔うこともありませんでした。
COCOON
- サークル名:Vision Factory https://twitter.com/cocoon_vr
- ゲーム紹介:シナリオベースのVRアクションゲーム。VRでのワイヤーアクションで、立体的にステージで高速に移動しながら、銃や剣等のアイテムを使って敵を倒していく。今夏PCにてリリース予定。会場ではデモ版が試遊可能ですのでぜひプレイしてください!
プレイレポート
VRゲームにストーリーを加える意欲作
VRゲームはストーリーがほとんど無いものが多いのですが、本ゲームでは世界観の設定や主人公の置かれている状況が冒頭で説明されるのが印象的でした。
試遊の終わり際でもこの先の展開が気になるような終わり方であり、製品版でのストーリーが楽しみになりました。
敵を見失った際の工夫
ワイヤーアクションを広い空間で行うこともあり、敵を見失うことがありました。
なのですが、必殺技が敵の方向に向かって放たれるレーザーなのでどこにいるか分かるようになっているなど、プレイヤーが迷わない工夫がされていました。
マジック・ストーン・ガーディアンズ, 幽霊屋敷
- サークル名:フィグニー株式会社 https://twitter.com/MsgOfficial0526
- ゲーム紹介:VRゲーム開発会社のフィグニーからは2つのゲームを出展します。
マジック・ストーン・ガーディアンズはタワーディフェンスゲームです。キューブを組み合わせてガーディアンを召喚し、クリスタルを狙う敵を撃退しよう!
幽霊屋敷は和風ホラーゲームです。プレイヤーは懐中電灯の光のみを頼りに暗い屋敷の中を彷徨います。途中で幽霊に遭遇しても逃げることしかできません。無事に屋敷から脱出することができるのか… - Steamページ:https://store.steampowered.com/app/1708750/Magic_Stone_Guardians/
プレイレポート(マジック・ストーン・ガーディアンズ)
タワーディフェンスの戦いを間近で見られるという新体験
タワーディフェンスゲームは見下ろし型の作品が多いですが、この作品では本当に目の前で戦闘が繰り広げられる臨場感があります。
自陣に敵が押し寄せる際は迫力がありました。
とりあえず動かしてみたら戦えるという安心感
タワーディフェンスはそこまで経験がなかったのですが、とりあえず目の前に現れるキューブを召喚することで戦えました。最初はとりあえず召喚しているだけなのですが、プレイしていくにつれて「空中を攻撃できるユニットを自陣近くに置いて空を飛ぶ敵に備えよう」といった戦略を意識できるようになっていきます。
プレイレポート(幽霊屋敷)
懐中電灯一つだけで進むという心細さ
VRとホラーゲームは相性が良いと思っています。その理由は、視界全てを覆われるという点が恐怖を引き起こしやすいためです。この幽霊屋敷でも例にもれず、暗い中を進んでいくことになります。
しかも武器などはなく、持っているのは懐中電灯だけ。何が起こるか分からない恐怖と心細さを同時に味わうことになります。
懐中電灯の照らす先を見ることになるので、狭い範囲を見ることになります。このことはVR酔い対策において重要なポイントなので、上手い!と膝を打ちました。
EX_Holics.exe
- サークル名:デドメナ機関 https://twitter.com/Gushala
- ゲーム紹介:アクションFPSに新提案!3次元に広がる巨大空間を自在に飛び回れ!今回の展示ではPCとVR、2種類の展示用デモが遊べます。ここにしかない新たなゲームのカタチをぜひ一度その手で味わってみてください。
ご来場お待ちしております!
※筆者注:東京ゲームダンジョン3ではPCのみの展示でしたが、VR版は鋭意開発中とのことです - Steamページ: https://store.steampowered.com/app/2245320/EX_Holicsexe/
プレイレポート
ロボットをガチャガチャと動かしているという確かな手触り
ロボットを操作した際に本当にロボットを動かしているという実感が持てました。移動や武器を使う際の細かい動きにこだわりが感じられました。
そのため、ただロボットを動かしているだけでも楽しさを感じられるようになっていました。
わかりやすい操作
主観視点のロボットものは初めてだったため上手く操作できるか不安だったのですが、特に難しいと感じることなく操作できました。
推測ですが、上下への移動幅が大きいという点を除けばFPSと同じ感覚で操作ができたためと考えます。
横浜デジタルアーツ専門学校ゲーム科 開発作品
スポンサー展示を行っていた横浜デジタルアーツ専門学校ゲーム科様において、VRゲームの展示を行っていたのでプレイさせていただきました。
プレイレポート
自動スクロールによる「次に何が起こるんだろう?」という期待感
VRでのシューティングは経験が少ないため、プレイ前は不安だったのですが本ゲームは自動スクロールでしたので安心して楽しめました。
また、移動方向が決まっているからか自動スクロールでも酔いが少なく楽しめました。
何より自動スクロールでどんどん景色が変わっていくため次に何が起こるのか楽しみにプレイできました。
製品化予定は無いとのことですが、機会があればまたプレイしたいです。
VR Action Game Kit(出展タイトル)
- サークル名:VR Game Media https://twitter.com/_mathken
- ゲーム紹介:誰でもVRアクションゲームを開発できることを目指した、オープンソースの開発キットを作っています。 会場ではデモゲームをプレイできますので、VRが初めての方も是非体験してみて下さい。
I’m creating an OSS development kit for developing VR action games. You can play demo games at the venue. - Steamページ: https://store.steampowered.com/app/2483620/VR_Action_Game_Kit/
以下の経緯によりソースコードの公開を停止します。大変申し訳ありません。
頂いた感想
ここでは頂いた感想を掲載させていただきます。
以下の配信の36:30あたりで感想を頂いています。
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