Unity1週間ゲームジャム お題「1ボタン」振り返り(作品名:地獄スイカ割り)

その他

普段はVRゲームを開発していますがUnity1週間ゲームジャム お題「1ボタン」に以下の地獄スイカ割りというゲームで参加したので振り返ります。

ゲームとしては、スイカ以外色々降ってきますが、頑張ってスイカ割りするという内容です。
主観視点の3Dでマウスで武器を動かすのが特徴です。

地獄スイカ割り | フリーゲーム投稿サイト unityroom

また、アセットも含めてプロジェクト全体をMITライセンスで公開しています。

Release hell-watermelon-split-v1.0 · mathken029/vr-action-game-kit
以下のゲームを完成しました。

振り返りを書こうと思ったのは、以下の『「自分はなぜゲームを作るのか」から考えるu1wの目標設定』を見て、振り返りの重要性を認識したからです。
ありがとう、nattuhanさん!

今回の目標

今回の目標は優先度が高い順に以下でした。

前から出したいと思っていたu1wにゲームを出すこと

以前からunity1weekのゲームをプレイして実況はしていたのですが、やはり実際にゲームを出している人たちの苦しみながらも楽しそうな様子を見ていて、羨ましいなと思っていました。

そのため、3週間かかるつもりで最低限ゲームの体をなしたものを出してみようと考えていました。

この目標はゲームをリリースしたことで達成できました。加えて、なんとか期限までに提出できたので目標を上回る成果と言えます。
また、ゲームに対して改善要望や楽しめたといったコメントを頂けたことも予想しない嬉しさでした。

プロジェクト全体をオープンソースで公開すること

なぜオープンソースで公開するのかというと、オープンソースでゲームを公開していると謎の爽快感があるからです(謎
詳しく以下のイベントで話したのでそちらを見てください(ダイマ

資料は以下です。

こちらの目標は達成できました。一部オープンソースとして再配布可能か問い合わせたアセットはあるのですが、全て問題ないことが確認できたので無事公開できています。

VRゲーム開発のスキルアップにもつながること

僕は普段VRゲームを開発しているので、u1wでの開発がVRゲームにも役立つにはどうしたらよいだろうと考えました。

そこで、できるだけVRゲームに近い操作感にすればVRゲームにも役立てられるのではないかと考え、以下の仕様のゲームを開発しました。

  • VRと同じく1人称視点で3Dゲームとすること
  • コントローラーを振って武器を動かす操作に近づけるため、マウスを動かすと武器を動かせること

結果として上記の仕様に沿ったゲームを開発できました。VRゲームで似た仕様のゲームを開発する際には流用しやすいプロジェクトやノウハウを獲得できました。

今後の参加に使える開発キットを作ること

今後、u1wに参加する際にも1人称視点の3Dゲームとなる予定です。そのため、今回の開発内容を活用して次回の開発にも活かせる開発キットにしたいと考えていました。

また、u1wとして開発したゲームをVRゲームとしてビルドしやすいようにしたいです。

こちらの目標についてはまだこれからというところですが、以下のパブリックリポジトリを開発キットにしていく予定です。

GitHub - mathken029/open-source-game
Contribute to mathken029/open-source-game development by creating an account on GitHub.

期間中の過ごし方

リリースまでにかけた作業時間は以下の通りで、合計24時間でした。今回は元々取得予定だった連続休暇と重なったためうまく作業時間が取れました。

1日目

1日目の作業進捗動画です。企画をGitHubのWikiに書き出して、とりあえずIKで腕が動くところまで作りました。

2日目

スイカを斬る処理までを実装して、unityroomへのアップができるかを試しました。

3日目

爆弾や鉄球が飛んでくるようにして、時間制限とポイントと操作説明、リトライボタンを追加してゲームループが回るようにしました。

4~7日目

4~6日目はプライベート都合で作業ができていなかったのですが、音楽に合わせてものが飛んでくるようにして、ランキングと背景を追加して期限までに一旦アップロードしました。

8日目~

翌週は平日1時間程度をアップデートに使っています。土曜日はもくもく会だったので作業ができています

評価結果

評価期間終了直後ではなく23/10/17の評価です。

  • 楽しさ:3.434
  • 絵作り:3.289
  • サウンド:3.053
  • 操作性:3
  • 雰囲気:3.289
  • 斬新さ:3.184

結果発表前は閲覧数や評価数などはそこまで気にならず、どちらかというと新規のコメントが来てるかが気になり頻繁にチェックしていました。
また、評価発表後に自分が評価にこだわるようになるのか、なるならどういう心境になるのかを観察したいと考えていました。

結果を見て思ったのは「やはり4以上をいただくのは難しかったか」と、ある程度想定しつつも悔しいなという気持ちでした。

また、結果発表前だったのですが、まっともぉんさんのチャンネルでゲームデザインについてアドバイスを頂きました。まっともぉんさんが普段からゲームをプレイする際に、どのように観察を行っているかなど勉強になりました。

今後u1w参加する際に頂いたコメントを見返して更に面白いゲームを作りたいです。

次回目指すこと

次回はまず参加できるかがわからないのですが、もし参加できるとしたら3週間程度かかるかなと考えています。次回参加する際は、今回あまり意識できなかった自分がゲームを遊ぶ時に楽しいと思える要素を見つめ直した上で、その内容をゲームに入れたいです。

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